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シンガーソングライター 今津芳実

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シンガーソングライターkiroこと今津芳実様へインタビュー

OLをやりつつシンガーソングライターのmagcafe at gardenとして活動中

シンガーソングライターの今津芳実(kiro)さん

──自己紹介をお願いします。

働きながらシンガーソングライターをやっている、magcafe at garden(マグカフェ・アット・ガーデン)のkiro(キロ)といいます。

OLとして働くみたいなところがテーマでシンガーソングライターをしているんですけど、楽曲を作り歌い手として始まるきっかけになったのは、私の上司である部長です。

会社の仲間で飲みに行ったりするじゃないですか。その時にその部長に「これ友達と作ってみたんですよ」と言って、楽曲のデモを聴かせた時があったんです。

その時、部長はちょっとほろ酔いだったんですけど、その曲をiPodから聴いて、「これいい曲じゃないか」「もうちょっと真面目に、ちゃんとやったらどうなんだ」というふうに勧めてくれたというのがきっかけです。

元々の仕事は、当時は青山でしたけど、今は渋谷のレコード会社関係の仕事です。駆け出しのプロデューサーという感じです。今はその仕事と歌手の両方をやっています。

歌の中に必ず事実を1つ入れていく

──仕事をする上で必要な技術や心構え、気を付けていることはありますか。

シンガーソングライターとしての心構えということであれば、他の方はどうか分からないですけど、私みたいなシンガーソングライターは自分の歌声と自分の歌詞とメロディーを使って曲を作るんです。

歌手の方とか作家の方とか、音楽に携わる方っていっぱいいるんです。歌手の方は歌だけ歌う場合とか作詞だけする場合もあるでしょうけど、私は基本的に編曲以外はやるという感じになっています。

なので必要な技術といえば作詞とか、メロディーを作るとか、あとは実際に歌うとか、そういう技術が必要なのかなとは思います。

心構えという意味では私の中では2つあって、自分の思いを歌う場合に関しては、必ず歌詞の中に事実を入れるというか、嘘ばかりで作られた歌にはできるだけしたくないなと思っています。

1つでもひと言でもいいから、本物、私の中にあるものみたいなものをいつも混ぜ込んで作っているので、そういった自分の作品に対する柱というか、方針のようなものは、心構えとして1個ぐらい持っておいた方がいいのかなとは思います。

2つ目は、自分の思いを歌うというよりは、誰かに頼まれて「作ってくれない?」という話になり、みんなで作ろうよ、となって複数で作る場合などは、自分の思いだけで完結しないということがあります。

そういう場合は相手の話を聞くとか、「相手がこうおっしゃっているけど、それってこういうことかな」といった理解力みたいな、自分の気持ちをとりあえず置いといて話を聞くということが必要になってくるというのは、心構えとして必要かなと思います。

頼まれて楽曲を作る時は、できるだけ相手が何を欲しているかというのを聞くんですけど、例えば質問をして「何かイメージしているものってどういうものですか」みたいな感じで、具体的に聞くようにするよう気を付けています。

──小さい時からピアノとか歌を習っていたという経験はあるのですか。

特に経験していません。

多分他の人はもっと「ピアノが好きで」とか「歌が好きで」とか「ギターが好きで」とか、好きが転じて勉強していったということがあると思うんです。

けど、私は本当にピアノも1年で辞めちゃったし、歌は習っていますが、それは自分が技術として全然歌えていないと思っているので、今になって習っているという感じなんです。

趣味でもなく経験もないというところから急にパッとなったというか、その時は、何となくやってみようかという感じでした。

ギターの男の人がいて、その人は歌わないスタンスの人で、「ボーカルが辞めちゃったんだ」と言っていた時に、「じゃあ私も作詞とか曲とか作ってみたいから混ぜてよ」と言って、歌えもしないのに入ったみたいな、そういうのがあります。

音楽を始めたきっかけは、それが一番近いと思います。

音楽だけやるということはできない、2つの仕事があるからやっていられる

──シンガーソングライターと会社の仕事の両立は大変だと思うんですけど、どれぐらいで慣れましたか。

私の場合は両立するのが大変だったということはあまりなくて、それはうちの部長の理解というのが一番あるとは思うんです。

忙しい時でも、音楽だったらちょっと睡眠時間を削ればできる部分も出てくるので、慣れていたと言えば最初から、そんなに苦はなく両立できていたと思います。

逆に言うと音楽だけやっているということは、私はできないなと思っています。両方あるから良いんだと思っています。

自分で楽曲を作りたいという時は、自分の思いになるので、思った時が作り時なんです。忙しくなっちゃったなあというのは、楽曲を頼んでいただいた方がたまたま複数、同時に頼んできたときですね。

「いつもポツポツなのに、今週5曲ぐらい作っているけど」みたいなことがありました。私にとって1週間で5曲は十分多いんです。

でもそういうのを職業にしている方もいるので、そういう方はもっと多いんですけど、そういうふうにイレギュラーなことが起きると忙しいという感じですかね。忙しい季節とかは特にないです。

──時間帯は夜作ることが多いんですか。

最近は、曲を作るという私の行程の中に、1人パートナーがいます。作曲家でもあり編曲家でもある岩戸崇(いわと たかし)さんという方と2人でやっています。

私が作詞と作曲と歌声を担当したり、もしくは歌は違う方が入れて作ったりということがあるんですけど、その曲を編曲、アレンジするのと、録音するのと、ミックスといって音と音を混ぜる仕事というのは、岩戸さんがやっています。

──いいパートナーがいるということですね。

おっしゃる通りです。なので私のパートというのは結構日中でもできます。

デモ作りにはいつも苦戦

──仕事で困ったトラブルなどはありましたか。

予算があまりかけられない案件があった時に、私がデモといって「こんな感じどうですかね」というのをお見せする時に、私がちょっとアレンジをしなきゃいけない時があって、それはいつも困ります。

例えば「こんな歌なんです」と言って、普通の人はギターを弾きながら表現したり、「こんなメロディーです」と歌ってみせたりするんですけど、いかんせんピアノもギターもできないんです。

鼻歌だけ提出するのもどうだろうとなると、パソコンに向かって鍵盤を弾いて録音してというのを下手なりにやるんですけど、それがいつも困っています。本当はやりたくないんです(笑)

作曲自体は普段散歩しているときに鼻歌でもできるんですけど、それを皆さんの聴ける形にする、デモの形にするのが大変です。岩戸さんに渡す前までが大変です。

──お仕事を2つされているとお休みは取れませんか。

それが土日は大体暇なんです。遊びを入れる時に平日の夜に入れちゃう癖がついていて、気付くと土日何もないという感じです。

休日は、この間は新宿とか目黒とか、ウロウロ遊びに行って買い物したりしていました。あと植物園というか、森みたいになっているところがうちの近所にあって、そこに行ってみたり、1人でテクテク歩いてみたりすることが多いですかね。

歌を作ってみたい人はまずは1つ作ってみて

──働いていて良かったと思うことは?

自分が作った曲を「あの曲、車で聴いたら泣いちゃって」とか言ってくださる方がいて、そういう具体的な聴いたエピソードを教えていただけるのはすごく嬉しいです。

車で聴くんだということも新鮮だし、ありがたいなと思います。 頼まれて楽曲を作った時は「まさに僕らが期待していた通りでした」と言っていただけると、そうだったのかなと思いながらもありがたいと思います。

──イマイチだなと思うことはありますか。

自分のデモの完成度は、いつもイマイチだと思いながら提出しています)。

──仕事に関して参考になる書籍やホームページはありますか。

書籍やホームページじゃないんですけど、パソコンのソフトで、ガレージバンドというのがあるんです。

Macを買うと昔はついてきたソフトで、今でもついてくるのかな? 無料で楽曲を作れるソフトで、それがすごく良いです。曲を作れない人でもドラムのリズムとかそれっぽく並べたりできるんです。これはおもちゃで遊んでるような感覚でできます。

この仕事に向いていない人はいない

──この仕事が向いている人、向いていない人はどんな人でしょうか。

実を言うと、向いていない人はいないと思うんですよ。ただ、自分は向いていないと思い込んでいる人は多いなという感触です。

やってみようかなと思えばみんなできるんだよ、といつも言いたいです。やりたいという気持ちは、きっとみんなにもあると思います。

──お客様に言われて嬉しかった言葉は?

曲について、その曲を話題に会話してくれることすべてが嬉しいです。この曲はこうだねとか、あの辺がこうだねとか、うんちくも含めていつも嬉しいですね。

──今の仕事で誇りに思うことは?

曲だけというよりは、曲がきっかけで何かに広がるみたいな、コラボみたいなことが結構好きなんです。

映像とくっついて発信された場合とか、例えば長崎のANAクラウンプラザホテル、長崎グラバーヒルというホテルのウェディングフェアのテレビCMで、今かかっているんです。

長崎の方はご覧いただけるんですけど、そういうふうに映像とくっついていった時とかは嬉しいというか、誇りに思います。

──このインタビューを見ている方にメッセージをお願いします。

もし歌を作るということを目指している方がいらっしゃるのであれば、なんでもいいので1個作ってみるということをおすすめします。

編曲ができないという場合は、編曲家を探してみる。ネットとかライブハウスとかに行けば演奏している人もいるし、インターネットではニコニコ動画とか、作者とか編曲している人にダイレクトに連絡が取れる環境が整っていると思います。

なので、自分に足りないところは自分でアプローチしていって完成させて、まず1個作ってみるというのがいいんじゃないかなと思います。

シンガーソングライターkiro(今津芳実)さんのフェイスブックページはこちら
https://www.facebook.com/magcafe.kiro

magcafe at garden(マグカフェ・アット・ガーデン) オフィシャルサイト
http://www.magical-cafe.net/

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