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リサーチ会社 鶴崎美歌

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マスコミ関係のリサーチ会社に正社員として勤務

自分の得意な英語力を活かせると思ったのでマスコミ関係の仕事

リサーチ会社正社員の鶴崎美歌さん

――自己紹介をお願いします。

鶴崎美歌です。現在の仕事は、情報系のポータルサイトの運営をしてライティングの作業に携わっています。趣味は読書や旅行で、旅行に行く為の資金を頑張って貯めています。

――どんなお仕事をされていたのですか?

テレビのマスコミ関係の仕事なんですけど、ADさんのリサーチの部分だけを抜き出して業務としているリサーチ会社に勤めていました。

マスコミという業界に少し興味があった事と、英語力を活かせる仕事だという点にも興味を抱いたので、働いてみる事にしました。

正社員で働いていました。求人はリクナビNEXTで見つけました。私は国際案件を取り扱う仕事に応募したので、英語が出来る事が条件でした。

面接は2回ありました。1回目は国際担当の外国人の方と英語で面接をしまして、2回目は会長と社長が面接をされました。1回目は2人ずつ、そして2回目は4人で受けました。

応募者が全部で何人いたのかよく分からないので倍率はよく分からないんですけど、採用されたのは私を含めて2人だけでした。

この会社は5つの部に分かれていまして、本格的な所属が決まる前に各部を回って、国際案件に限らず国内の案件などを扱っている番組なども手伝いながら研修を一通りした後に、配属が決まりました。

私が配属されたのは部の中で国内と国際の両方の案件を扱うところで、国際案件を担当するのは4人で1チームでした。

テレビ番組で使う動画を世界中から探してきて制作会社にプレゼン

――主な仕事内容について教えて下さい。

全ての部署がそうなんですけど、基本的には誰でも名前を知っているような番組を担当する事になります。

とある情報バラエティ番組の場合ですと、そこで取り扱う内容を新聞などから探してきたりします。

面白い映像を集めた番組をやる場合ですと、youtubeなどの動画サイトでひたすら動画を見て、使いたい動画が見つかったら資料を作成して制作会社の人と打ち合わせをしていきます。

その結果自分が探してきた動画を番組で使う事が決まったら、その権利取りをするところまでやっていました。

担当する番組は時々変わるので、そうなると調べる内容も変わってくるんですけど、過去に放送したものであるとか過去に取り扱ったネタというのは2度と取り扱う事が出来ないので、その番組の放送履歴などを知る事が仕事に慣れるという事になります。

そう考えると、大体新しい番組に就いてから2週間ぐらいで慣れますね。

働いている年代は幅広くて、新卒の人から50代の人までいました。70~80人ぐらいの人が働いていました。

打ち合わせがある日は、ジャケットを着用した上で、こぎれいな格好で臨むように言われていました。

理由としては、普通の格好をしていると制作会社のADさんと間違えられてしまい、大物プロデューサーの方などから雑用を言い渡されてしまうので、そうならないようにきちんとした格好をしないといけなかったんです。

それ以外は特に服装の規定はありませんでした。

仕事をする上で求められる事

――このお仕事をする上で求められる事は何ですか?

好奇心が旺盛であるかどうかという事と、制作会社など取引先の方に対してきちんとプレゼンが出来るかどうかという事です。

後は、契約関係の仕事までやる場合はお金の管理がしっかり出来るかどうかという事が求められましたし、国際部であれば当然英語力は必須です。

就業時間が長く、取引先である制作会社と打ち合わせがありパソコンと向き合い続ける必要があるので、ある程度の体力は必要だと思います。

けど、重いものを持ったりする事はないので、どちらかというと持久力とか精神力の方が必要だと思います。

――働く上で注意するポイントはどのようなところですか?

特に注意が必要だと思った事はないんですけど、とにかく間違えない事ですね。

今の放送業界では必ず裏付けを取るようにしているので、それがないものを流す事はありえない事なんです。ですから間違った情報を渡さないように細心の注意を払っていました。

制作会社の意向で実在するのかどうかも疑わしい案件を調べる

――仕事の上で何か困ったトラブルはありましたか?

正直話していいのか分らないんですけど、収録が終わった後にまだ映像の権利が取れていない事があったりして、かなり困った事がありました。

そのまま番組で使うのか、それとも他の動画に差し替えるのか揉めたりするんですよ。

差し替えるにしても権利が撮れている動画を探さないといけないし、制作会社の意向でどうしてもこの動画を使いたいという話が出てくる事もあって、かなり大変でした。

後は制作会社によるんですけど、結構無理難題を押し付けてくる事もありました。

もちろん制作会社としてはこれまで視聴者が見た事のない素晴らしい番組を提供したいと考えているのでどうしても厳しくなってしまうとは思うんです。

けど、場合によっては本当に存在するのかどうかも疑わしい案件を調べるように言われるので、困る事がありました。

――お仕事をする上で特別な勉強をする必要はありましたか?

国際部で働きたいのであれば英語の勉強は必須です。でもそれ以外の場合は、特に資格は必要ないと思います。

ビジネス英語が出来るレベルは必要だと思います。権利を取得する場合、個人の方が相手であればテレビで取り上げられる事を歓迎される方も多くて、割と交渉がしやすいんです。

ただ映像を取りまとめて扱っている映像会社が相手の場合は価格交渉をしないといけないですし、契約書が送られてくるので内容に目を通して理解する必要がありますのでかなり複雑になります。

ですからどうしてもビジネス英語が必要になってきます。

勤務時間は非常に長く、まとまった休みも取れないので旅行に行けず辛かった

――1日の勤務時間はどのぐらいですか?

勤務時間は結構長くて、朝は11時出社なんですけど、最低でも夜の11時ぐらいまでは働いていました。資料の作成が間に合わなかったりすると泊まり込みになったりしますね。

泊まり込みになった場合も、残業扱いにはなりません。基本的に裁量制なので固定給なんですよ。ですからその範囲内で自分がどう仕事をこなすかという事が求められました。

番組によって凄く忙しい曜日があったりするので多少は波がありますが、基本的に毎日忙しいです。

収入は、私が勤めていた頃は18万6000円ぐらいから始まって、最終的には20万円台ぐらいになっていたと思います。

ボーナスは成績によって変わってくるので、成績がよければ給料の3か月分ぐらい出ていました。

一応日曜日と、月に1回土曜日が休みでした。後、ゴールデンウィークと夏季休暇が少しだけありました。それ以外は祝日でも仕事なので、あまり休みはないですね。休日出勤はあまりなかったですね。

休日は、仕事の関係でどうしても疲れてしまうので、リフレッシュの為にお風呂にゆっくり浸かりながら読書をしたりしていました。

本当は旅行に行きたかったんですけど、まとまった休みが取れないので中々行けなかったのが辛かったです。

自分の調べた事がテレビで流れたりするとやりがいを感じる

――このお仕事をしていてよかった事は何ですか?

この仕事をしていると本当に知識が広がるんですよ。例えば「海外ロケをするのでこの場所で何が出来るのか調べて欲しい」という依頼があった時に、調べた地域だけですけど、観光情報などに凄く詳しくなりますね。

後は英語力が活かせたので、海外の大学の卒業経験がある自分としては凄くよかったなと思います。

楽しかったのは、仕事の関係上、スタジオ収録を見学出来る事ですね。これは楽しいというよりもモチベーション維持の為のご褒美的な側面もあります。

毎回行く訳ではないんですけど、担当している番組のスペシャル回の収録を見学出来たり、出演者一覧が会社に来るので、好きな芸能人が出ていたりすると上司にかけ合って一緒に連れて行ってもらったりする事がありました。

――逆に、イマイチだなと思う事は何ですか?

やはり就業時間が長いのが当たり前という事と、どれだけ頑張って時間をかけて調べても採用されない事があって悔しくなりますね。

その代わり自分が調べてきたネタがテレビで放送されているのを見るとやはり嬉しくなりますし、メインで担当している番組の終わりに流れるクレジットに自分の名前が載るので、それを見ると働いていてよかったなと思いますね。

――他の職種と比較してみるとこのお仕事についてどう思いますか?

この仕事自体変わっている部分が多いので正直比較するのが難しいんですけど、今の仕事と比べてもかなり大変な仕事だと思います。でもその分やりがいは大きいかなとは思いますね。

自分が発信したいものをテレビを通じて全世界の人に見てもらう経験というのは中々出来ないと思うので、それが出来るというのは貴重かもしれませんね。

この仕事以外で同じような事が出来るのは、どこかの会社の商品開発部ぐらいだと思います。

仕事を辞めた理由

――こちらのお仕事を辞めた理由は何ですか?

結婚を機に、家にいる時間が取れる仕事に変えようと思って辞めました。

私の考え方が古いのかもしれないんですけど、家族で時間を共有する事は凄く大切な事だなと思っていて、一緒に食事をしてきちんと掃除をして家をきれいに保ちたいと考えていたのでこちらを優先しました。

もちろん仕事も大事なんですけど、人生の根本は家族や友人との繋がりにあると思うので、それを1番大切にしたいなと思っています。

この仕事に向いている人、向いていない人

――この仕事に向いている人、向いていない人とはどのような人だと思いますか?

パソコンがある程度操作出来ないと辛い仕事だと思います。後は、好奇心が旺盛な人、調べる事が大好きな人、それから几帳面な人が向いていると思います。

向いていない人は、1つの事に対しては興味があるけど幅広く興味が持てない人や、人前で話をする事やプレゼンをする事が苦手な人ですね。

この仕事は本当に好き嫌いがある仕事で、合う人はすごく長く続きますが、合わない人はすぐ辞めていってしまいますね。

人の入れ替わりは割と激しい方だと思います。その代わり、上司は長く業界におられる方なので、凄く頼りになります。

マスコミ関係の仕事に興味がある人へのアドバイス

――マスコミ関係の仕事に興味がある人へアドバイスをお願いします。

自分のネタを採用してもらう為にはプレゼン力があった方がいいので、そういった力が身につくような本を読んだ方がいいと思います。

頑張れば頑張るほど結果が見える形で返ってきますので、大変な事も多いですが、めげずに頑張って欲しいと思います。

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